カネのかかる女

ゼイタクしてるわけではない のです。「乳がん」という、金食い虫を背負い込んでおるのです。

予想はしていたことですが、昨日前回の血液検査の結果をおしえてもらったところ、やはり腫瘍マーカーのCA15-3が上昇していました。
パルボシクリブ/イブランスの量を125mg x 2週 + 100mg x 1週にした時はちょっと下がったので、125mg x 1週 + 100mg x 2週にしている今、数値が下がったということは「薬には一定の効果があるが、量を減らすと効果も落ちる」ということ。
しかし骨髄抑制が激しすぎて、125mg x 2週は無理です。

さらに、エコー検査で肝臓を診てもらったところ、転移腫瘍と思われる影が大きくなっていました。
まずいです。
このままではいかん。
骨髄抑制が少なく、休薬の必要がないとされる同種の薬アベマシクリブ(商品名ベージニオ)が、薬価も決まったとのことなので、まもなく発売されるはず。
発売されたら即、そちらに替えてもらおう。。。

アベマシクリブはどうなったかな、とネットで情報を探していたら、こんな記事を見つけました。

阻害薬にCDK4/6阻害薬…乳がんに新薬ラッシュ 免疫チェックポイント阻害薬も申請間近

いよいよ乳がんにも免疫療法の波がやってきそうですね。

さらに。
遺伝性の乳がんに有効とされるPARP阻害薬オラパリブ(商品名リムパーザ)。
私は乳がんが見つかったのが40代のはじめで、これは一応「若年性」と見なされる由。
若年性の場合、近親者に乳がん患者がいなくとも「遺伝性」の可能性があるのだとか。
私は両親ともがん患者ですが、母親は乳がんではありません(そしてきょうだいはいません)。
よって、オラパリブを使用する前に必要な遺伝子検査すら受けることもできない、と思っていました。
なにしろ検査代がバカ高い(20万くらい)ので、誰もが受けられる検査ではないのです。
しかし主治医に、検査を受ける価値も資格もある、と背中を押され、昨日、そのための採血をしました。
結果は3〜4週間後です。
ダメ元で、期待せずに結果を待ちたいと思います。